2022.01.26
City, Culture
都心のオフィスビルで制作するアーティストと街が交流し、イノベーションを起こすアートによるまちづくり、「アートアーバニズム」のパイロットプログラム『YAU(ヤウ)』 2 月 1 日(火)始動
~街中での作品滞在制作・展示・交流、そして学びまで一貫提供する拠点が有楽町に登場~
アートとともにイノベーティブな原動力を生み出す、4 ヶ月にわたる実証パイロットプログラム、「YAU(ヤウ)」を2 月 1 日(火)よりスタートいたします。
日本有数のビジネス街としてグローバルな経済活動を牽引する大手町・丸の内・有楽町エリア(以下、大丸有エリア)において多様化する価値観やワークスタイルが進化する中で、時代を超えていく創造的なイノベーションを切り拓くものは、異なる感性が出会い、触発されたその先に生まれる「共感」です。大丸有まちづくり協議会では、エリアマネジメントの観点から、アートがもつ創造力を都市にどう取り入れていくべきかを議論するべく、2019 年「アート×エリアマネジメント検討会」を設置。都市空間創造や都市活動展開を一体化させる新しい街のムーブメントを、「アート」+「アーバニズム」を掛け合わせた造語「アートアーバニズム」として始動することを提言し、既成の枠を超えるクリエイティブな感性を秘めたアーティストたちが、ビジネス街という場と出会うことから生まれる新たな潮流を、大丸有エリアで実現するコンセプトとして策定しました。
その実証パイロットプログラムとなる有楽町アートアーバニズム「YAU(ヤウ)」は、大丸有エリアの立地企業などによるアーティストの持続的な支援を通して、大丸有エリアにおけるイノベーションを誘発する仕組みの構築を目的としています。①アーティストの作品制作過程を街中で公開し、交流する「アーティストスタジオ」②次世代を担う若手アーティストに、専門家によるアドバイスを提供する「相談所」③主に大丸有エリアのオフィスワーカーが、まちとアート
について学びを深める「スクール」の3要素から構成され、有楽町ビル 10 階にアーティストが滞在制作を行う「YAU STUDIO」、国際ビルの地下飲食街の一画に本プログラムのインフォメーションセンターと若手アーティストに向けた相談所「YAU COUNTER」を設置し、一般募集するスクールプログラム「YAU CLASS」を両方の会場で催行いたします。
会期の後半には、「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT(TPR)」や「一般社団法人ベンチ(bench)」、「ソノ アイダ#新有楽町」などのアーティストが、街中滞在中に交流しながら創出した作品を用いて、有楽町エリアのビルの空室や共用部を舞台として、作品展示やオープンスタジオを行う予定です。
「アートアーバニズム」の下で、アーティストとともに街も育っていく、イノベーティブな大丸有エリアにご期待ください。
【開催概要】
有楽町アートアーバニズムプログラム「YAU(ヤウ)」
開催期間: 2022 年2月1日(火)~5月31日(火)
開催場所: 有楽町ビル10階(スタジオ・スクール)
国際ビル地下 1 階(相談所・スクール)
主 催: 「有楽町アートアーバニズムプログラム」実行委員会
一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会
NPO 法人大丸有エリアマネジメント協会
助 成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
特別協賛: 三菱地所株式会社
協 賛:エプソン販売株式会社、エコファニ
協 力: 株式会社アトム(A-TOM Co., LTD.)
東京工芸大学芸術学部写真学科 川島研究室(フォトメディア)
一般社団法人 PAIR
arturbanism.jp
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